強いモノには巻かれるな…と言いたいところだが…
強いものには巻かれろ…昔からよく言われますね。巻かれて良いことなんて一切ない。
ポジション取りはできても巻かれる奴が多ければ多いほどポジションは取られる。
強いモノは自分に都合の良い奴だけ近くに置きたがる。強く見せといて巻き込んでいるというのが正しい表現だと思う。虚像だけは一丁前。
まぁこういう人達とは関わらないが最善の策だよね。賢い奴は知らない間に居なくなってる。それでいいんだよ。強いものはバケモンだと思えばモノとして見えてくる。強いモノには巻かれるな…逃げろ今すぐに!
ジャニー喜多川なんてまさにそれ。
告発する人は勇気がある。ジャニー喜多川の罪を批判する人も勇気がある。
そういう人達を応援する。
#ジャニーズ #国連
【見逃し厳禁】本 オールタイムベスト 第一弾
オールタイムベスト小説ということで海外小説を以前にピックアップしました。
⬇︎小説オールタイムベスト 海外小説
https://gegegenobacabon.hatenablog.com/entry/2020/01/25/053533
今回は私が特に好きな小説/本をピックアップします。まずは第一弾。
『推定無罪』スコット・トゥロー
映画を観て面白かったので小説も読んでみたいと手に取りました。読んで良かった。映画を観て結末を知っていたのに最高に面白い。
「推定無罪」の続編「無罪」も面白い。続編は「推定無罪」から21年後という設定。同じ過ちを繰り返し立件され法廷劇となります。
リーガルサスペンスものでは一番面白いです。海外でも評価が高いそうでスコット・トゥローが元検事であり、法廷劇の複雑な裁判員制度を素人でもわかるようにストーリーに落とし込んでいます。
「推定無罪」では脇役だった弁護士が主人公のスピンオフ「立証責任」も面白い。
スコット・トゥロー作品は情念みたいなものがついてまわる。他の作品にはない人間臭さが付き纏う。時代が変わっても人間の本質は変わらないんじゃないかと思わせてくれる…ある意味、教訓。そんな作品。
ただ残念なのが絶版が多いこと。また新たに新装版出してほしい。出すなら検事や弁護士に監修してもらってください。より良いものができると思います。
『密林の語り部』バルガス・リョサ
2010年マリオ・バルガス・リョサがノーベル文学賞を受賞した。それまでこの作家のことは全く知りませんでした。ラテンアメリカ文学と聞いてパッと思い浮かぶのはボルヘスやガルシア・マルケス。南米文学特有の死生観で描かれる小説は日本の死生観と相性がいい。バルガス・リョサの小説は他のラテンアメリカの作家より読みやすく、能のような幽玄さが気に入ってます。
バルガス・リョサは本書刊行後、チリ大統領選挙に出馬します。残念なことにアルベルト・フジモリに敗れ再び作家業に戻ります。復帰後も素晴らしい作品を精力的に出されています。
本作は予備知識なしで読むとあっと驚く展開が待ってます。この体験は今まで経験したことがない何か特別なもの、小説というよりも新しいジャンルができたような感覚。是非手に取って頂きたい。あえて何も言いません。素晴らしい読書体験が待ってます。
『華の碑文: 世阿弥元清』杉本苑子
こちらも絶版。(出版社さん新装版で出されてはどうかと…)
世阿弥の弟(音阿弥、子供がいなかった世阿弥が甥の音阿弥を養子にします)が語り部になり世阿弥と猿楽、室町時代の政治と社会との関わりを描いた傑作。室町時代といえば戦が絶えない混沌とした世界。僧も武装している今では考えられないような世界。武装だけに止まらず欲だれけのエゴの渦の中の社会。世阿弥は僧兵の性欲を満たす為の道具にされてしまいます。当時は芸事を営むものは河原者として差別されており、何をされても文句が言えない立場として生きていました。身分制度や差別から生じる暴力が冒頭からあからさまに出てきます。目を覆いたくなるような描写の連続。差別や偏見、死と隣り合わせの生活から滲み出てくる芸能が猿楽となり、後の能に昇華されていく過程を描いています。
今でこそ世阿弥ありきの能ですが江戸時代までは世阿弥はまったく評価されていませんでした。世阿弥は将軍足利義満に擁護されていましたが権力者が変わり歴史から抹殺されます。義満といえば金閣寺を建てた金持ちという印象、南北朝を治めた実力者であり、出家後も権力を握っていました。公家としての教養もあり、和歌、連歌、猿楽を愛好した世阿弥のパトロン。義満死後、次の将軍義持は世阿弥より増阿弥を愛し、義教になると世阿弥の弟であり語り部の音阿弥を贔屓にします。義教は無慈悲にも世阿弥を佐渡へ島流しにします。
諸説ありますが…佐渡へ島流しされた後、晩年は京に戻って音阿弥と暮らしたとされてます。小説ではその設定で描かれるのですが、佐渡からは戻れず亡くなったのではないか、戻れるチャンスがあったにもかかわらず、あえて戻らなかったのではないかと…
世阿弥の父親の観阿弥が築いてきた猿楽を息子である世阿弥が猿楽と狂言をブラッシュアップさせ能として確立させました。しかし権力に翻弄され失意のまま亡くなった。学問というのは大事だと思いますね。記録さえ残っていれば後々の学者が研究し評価も変わります。芸能と政治の狭間で犠牲となった芸術家の悲劇を丹念に描いています。
さらに世阿弥の芸術論もしっかり取り入れられた小説です。シェイクスピアより200年も前に貴族や権力者を魅了していた日本の演劇が能です。
「陰陽に和するところの境を成就とは知るべし」
演じる際に晴天であれば観客の気持ちは昂っているので抑え気味に演じ、雨風強ければ観客は萎えているので派手に舞え。観客の気持ちやその場の空気感を読んで立ち回る芸人だったんですね。
「花は心の工夫、その花を咲かす種は芸力の錬磨」
善くも悪くも他者の気持ちに寄り添い、それに報いる為に鍛錬を怠るなと。大衆芸能の祖ですよ。
「衆人愛敬」誰からも愛されること。特定の人だけわかるようなことはしない。自分相応の工夫をしろと言ってます。寄席の芸人ですね。
世阿弥曰く「猿楽は元は神楽、末代諸々の人々の為に神の示偏を取り除き申楽とした」。
庶民の娯楽として定着させました。それをときの権力者が擁護していた。権力者は風刺劇も笑って見過ごしていた。芸人と権力者の構図が出来上がっていたということです。今の権力者に靡く報道番組やバラエティ番組とは大違いですね。どちらかというと米国のスタンダップコメディやサタデーナイトライブに近いんじゃないかと…
はなしは外れましたが、世阿弥の生涯を物語で読むには一番オススメです。あわせて「風姿花伝」も読むと考え方や物事の捉え方も変わります。読んで良かったと思わせてくれる良書です。
今回の第一弾は、人間はどうしようもないクズ。本来、人間はクズとわかっていながらも、大自然と一体化したような捉え方をしていたんじゃないかと気づかせてくれる本をピックアップしてみました。
アマゾンのシャーマンや日本の神話も地続きで元を辿ればアジアやアフリカに行き着きます。アマゾンの原住民の先祖達はアジアから海を渡ったりアラスカを経由して旅をしながら南米まで行ったと言われています。SF小説ではないが時空を超えた教訓のようなもの。能もある意味では時空を超えたシャーマニズムのようにも感じます。悲劇や喜劇を演じられる芸人や語り部が反面教師となり教えてもらっているように感じます。単なる転生ものや幽霊話ではない奥深い人にやさしい情念のような何かを教えてくれているように思います。
【見逃し厳禁】ゲーム「レッド・デッドとリデンプション2」続編予想
「レッド・デッド・リデンプション2」(以下RDR2)の続編予想
レッド・デッド・オンライン(以下RDO)が高評価ということでファンとして非常に嬉しい。実はRDOにはまだ足を踏み入れておりません。作成できるキャラクターも多く楽しみにしているのですが、私ならインディアンのガンマンになりたい。というのも先住民の血を引くキャラクターが出てくる映画を観ていると血が騒ぐのです。例えば…「ラスト・オブ・モヒカン」「ワイルド・アパッチ」「ウインド・リバー」「ポカホンタス」「ジェロニモ」etc
マーロン・ブロンドはゴッドファーザーでアカデミー賞主演男優賞を受賞するも「ハリウッドにおけるインディアンをはじめとした少数民族に対する人種差別への抗議」として受賞辞退している。このような意思表示は非常に大切だと思う。その影響もあり、先住民ならびに有色人種に対しての扱いが杜撰なエンタメを見ると吐き気がする。この場で言うのも痴がましいが、日本のゲームにおけるキャラクターは何故白人のイケメン並びにロリコン少女が多いのか? 否定も肯定もしませんけどマニア向けから早く脱却してほしい。
私なら「有色人種キャラクターで行く。」「ガンダム行きます」みたいに言うなとお叱りを受けそうですがアメリカが舞台の西部劇ゲームならそうします。奪われた土地を奪い返したいと思うのです。暴言はこれくらいにして本題に入ります。
RDR3予想
RDR3がどのようなシステムで、どのようなストーリーになるのかを予想します。
ゲームシステムとストーリーの大枠
RDR2で新たに加わったキャラクターに引導を渡していくと予想。引導というより哀悼の意、アメリカの牧歌的鎮魂歌とでも言いましょうか。アメリカ建国の負の側面を盛り込んだ作品になると予想。RDR2の劇中でも主人公アーサーが散策中に出くわすKKK(クー・クラック・クラン:白人至上主義団体)の集会、奴隷制度の被害者、先住民の土地剥奪、石油利権と踏み込んだ問題を押し付けがましくない方法で演出しています。そこが素晴らしい。
トランプ政権を生んだ背景と地続きなので現代を描いているという点でも映画と肩を並べるレベルに達した作品です。RDR3はもう少し踏み込んでいくと予想しています。
RDR2とRDR1ではアーサー➡︎ジョン➡︎ジャックと主人公を固定して引き継いでいくシステムでした。操作は1人に限定されていた。RDR3ではロックスターゲームの醍醐味であるキャラクターの切り替えシステムを導入すると予想しています。
当初、RDR2もキャラクター切り替えシステムを導入予定だったとか?! 一説によればアーサー/マイカ/レニー(又はチャールズ)の切り替えで制作が進んでいたとか?!
劇中でダッチとレニーから語られるマイカの人物像は断片的にプレイヤーの記憶に刷り込ませる手法を取ってますが、当初のシナリオの名残りのようにも思います。多くの謎を残したままRDR3で明らかにしていく手法と予想しています。かなり勿体ぶってますね。
その理由は、新たに発売されるハード、PS5の存在が大きな要因です。ゲームのボリュームも大きくなるのですから容量の大きい次世代機に移行した方が表現力も増します。RDR2制作の時点でシナリオも何パターンも用意し、結果、キャラクター切り替えシステムは容量の大きいPS5まで取って置き、今はPS4を最大限活かせるようにアーサーのみの操作システムに留め、「グランドセフトオート5」の20倍のMAPに注力することで世界観構築に専念した。確かに今までにない広いMAPで同じ風景がない作り込みに驚かされた。今後のさらなる世界観構築の為のデータ拡大に重点を置くことにシフトチェンジしたと思います。RDO含めての試行錯誤が垣間見れます。長期間掛けて世界観を作ってきたということです。故に制作期間8年間もかかってしまう。リスクを背負い将来の為の投資をしたと捉えられます。
MAPに関しては、オープンワールドという名目のコピー&ペーストしただけの同じ風景を永遠歩かされ、ある程度の歩く道筋は事前に決められているゲームが多いなか、世界一広いMAPを誇り、世界一自由な移動ができる優れたゲームです。
RDR3では、MAPはRDR2よりもさらに広くなり、隠された地域とまだ見ぬ未踏の地まで足を運ぶことができるようになるのではないだろうか。メキシコ編やカナダ編も期待できそうですね。
登場人物も増え、時間軸も壮大になる。
「RDR2」➡︎「RDR1」というこれまでの時系列の前後両方に続編のストーリーが配置されると予想。
つまり、
「RDR3前半」➡︎「RDR2」➡︎「RDR1」➡︎「RDR3後半」
前半部分では、
●ダッチとコルムの因縁の経緯と其々のギャング結成秘話、
●ティリー/アビゲイル/スーザン/カレン加入の経緯と人物の深堀り、ジョンとアビゲイルの出会い、彼女達の特性を活かしたミッションがあると思います。ティリーとカレンは銃の名手。アビゲイルは詐欺師。スーザンは殺し屋、敵に回すと怖い場数を踏んだレディーですからダッチギャングの凄味の要だと思います。
●「RDR2」で語られたブラックウォーター船舶強盗立案から失敗の経緯と15万ドルの行方、密告者の割り出し、RDR2のチャプター1でデイビッドとジェニーが亡くなります。ブラックウォーター船舶襲撃で命を落とすのですが何らかの秘密を知ってしまった為に殺されたのではと予想。
●「RDR2」でのマイカとレニーの謎の行動と彼らの思惑、時折、各シリーズのエピソードも織り交ぜながら、これまでの謎が少しづつ明かされていく。
●「RDR2」のコレクション要素にあるシガレットカードの人物も登場し人物相関はより複雑になる。RDR3は、シリーズを通して別視点で捉えることができ、これまでの人物像の印象も大きく変わっていく。
一番の謎はブラックウォーター船舶強盗失敗と隠した15万ドルの行方。RDR2開始直後、その横取りにダッチ/ビル/ハビアのRDR1の主要キャラクターのグループ、マイカ/レニー/ショーンのRDR2主要キャラクターのグループ、アーサー/ジョン/おじさんのレッドデッドシリーズ総括グループという3つのグループはRDR2が始まった時点ですでに分裂しており、其々が15万ドルを横取りしようと狙っていた。女性陣とホゼアがいなければ早々に殺し合っていたと思います。その弱みを知るコルムまでもが加わり、15万ドル奪回の攻防戦が描かれる。奪回成功に導いたのがマイカとレニーとショーン。そしてRDR3から登場する新キャラクターに受け継がれていく。
RDR2劇中のアーサーの日誌にブラックウォーターの地図が詳細に描かれ、ある地点に✖︎印が書き込まれています。そこに15万ドルを隠したと読み取れるのですが、アーサー編でそこまで潜入しても何もないのです。誰かに先を越されたということです。ダッチかと思ったのですがダッチではないのはゲームをクリアすると読み取れます。この一件にマイカが絡んでいるのではと予想してます。
ここまでは、これまでの補完エピソード的な見知らぬ人ミッションとして描き、前半部分は、マイカとレニーが何と闘っていたのかに重点が置かれると予想しています。ショーンに至っては他のメンバーとの繋ぎ役。
RDR2をクリアして思うのですが、デッドアイ能力を持つアーサーやジョンでさえマイカには勝てないこと。ダッチはそれを見抜いていて最終的にジョンを助ける選択をします。マイカ自身がデッドアイ体得者であり、それ以上の能力を持つ者。RDR1でジョンが伝説のガンマンのランドン・リケッツから指導を受け能力が向上します。マイカも誰かに弟子入りし能力を体得したのではないか? 誰に弟子入りしたのか? その過程と習得しなければならない理由が描かれる。
その理由にマイカの父親で同名のマイカ・ベルも関わってくる。父親の正体と関係性。新聞のスクラップ記事にも載っていたマイカ親子による農場夫婦惨殺の経緯も語られる。実はマイカ親子はピンカートンに嵌められたんじゃないかと疑ってしまう。つまり、父親を拘束されピンカートンに協力して板挟みになっているとか。
RDR2のネット界隈で呟かれている「マイカ・ベルは伝説の女ガンマンのブラック・ベルと親子関係にある」ということにも結論が出るはず。まず、予想を斜め上いく展開になると予想しています。
RDR3後半は、マイカ/レニー不在となります。前半部分でマイカから銃の手ほどきとレニーから学問を教わっていたある人物が後半の主役になる。前半部分では子供。後半部分では大人に成長している。
これまでの流れからいうとジャックと新キャラクターの可能性。ジャックがRDR1で復讐を果たすにはデッドアイ体得者でありそれ以上の能力を体得していなければ無理です。マイカとレニーが関わっていると予想。少なからずブラック・ベルとランドン・リケッツもジャックと新キャラクターに関わっていると予想しています。
では、新キャラクターが誰なのか?
鷲の飛翔の部族、又は他の部族の子供だと予想しています。土地を追われ親と離ればなれになったチャールズとも被ります。当時、同じような子供がたくさんいたそうです。マイカとレニーは彼らを支援していた。
だからダッチはマイカのことを心優しい奴だとかばっていた。それを善としない巨大な何かに脅迫されていた。彼らは恐ろしい何かに飲み込まれていた。
RDR3予想をまとめると…
●RDR2とRDR1はRDR3の時間軸の中間に位置し、これまでの断片的なエピソードがRDR3でひとつに繋がっていく。
●RDR3は、これまでのシリーズ通してサブキャラクターのエピソードとして語られてきた社会問題をメインキャラクターに直で落としこんでいく。ただし、これまで同様に押し付けがましくない。アメリカ建国の最大の被害者は先住民。土地開拓と労働者として搾取された者達。黒人奴隷として労働力を搾取された者達。彼らに対しての鎮魂歌を込めた作品になる。土地を追われカナダへ移住できなかったインディアンの1人が仲間になる。レニーもマイカからリンチになりかけたのを救われている。弱者が主役になる。グランドセフトオート5における主要キャラクターも弱者でした。引き継がれていきますよ。
●故にキャラクター切り替えシステム導入
●前半と後半で使用できるキャラクターが変わる。
後半:成長した新キャラクター(インディアン)、ジャック、チャールズ(又はセイディー、又は新キャラクター※)
※後半のキャラクターはRDR2のキャラクターではなく南米の新キャラクターの可能性がある。
●前半と後半で登場するキャラクターが変化する。恋愛もあるでしょうね。ジョンとアビゲイルしかりジャックと誰かさん。
前半:ティリー、カレン、スーザン、鷲の飛翔、ジョン、アーサー、おじさん、アビゲイル、ジャック、ダッチ、ハビア、ホゼア、ショーン、キーナン、コルム、ピアソン、マイカ(父親)、ピンカートン、森林警備隊
RDR2ゆかりあるキャラクター多数登場。
後半:チャールズ、セイディー、シスターカルデロン、スワンソン牧師、モンロー大佐、マクファーレン牧場の面々
RDR2、RDR1にてジョンとアーサーにゆかりあるキャラクター多数登場。
●ストーリーを通して伝説のガンマンが多数登場。メインキャラクターをサポート。主要キャラクターのスキル向上にも関与。
●シルクハットの謎の男が全編通して登場する。ジャックとインディアンに接触する。最後まで謎の男として関与していく。この男が悪魔や神であろうが受け取り側に委ねると思います。
●コレクションアイテム依頼はRDR2の依頼者が再登場。コレクションアイテムも増えると予想。
●チャレンジは項目追加。動植物データ追加(昆虫/蜘蛛/蜂)。昆虫採集依頼があるかも。
●グアーマにも行くことができるようになる
●海釣りが可能になる
●武器は前半と後半で購入できる銃が変化する。マイカのリヴォルバーは新キャラクターのインディアンに引き継がれる。ジョンのリヴォルバーはジャックに引き継がれる。フォード車や幌馬車にマシンガン搭載したりバイクも出てきそう。
銃で負に落ちないのがアーサーの銃がないこと。アーサーの帽子だけ出てきます。本編でも触れられていませんが盗まれたか誰かに渡したんじゃないかと思います。
トマホークと弓のバリエーションも追加される。
●前半部分はRDOと同じ時間軸を共有する。後半はRDR1後のジャックが復讐を果たした直後から始まる。その背後には、かつてマイカとレニーが戦っていたものが何かを知る。時を同じくしてインディアン居留地にも魔の手が迫り、ジャックともう1人の主人公のインディアンが再会し共闘していく。次の敵は国家と結託した巨大な資本と闘っていくことになる…と予想。
実際の部族名が部族の承認を得て出てきたら拍手喝采もんです。衣装も凝ることでしょう。ここまでやるかな?! やるならとことんやってほしい。
トレンドはRDOやオンライン共闘ゲームがメインとなりつつありますが、シリーズはこれで終わらないと思います。オフラインのゲームも作り続けていくと思います。データアップデートできるのですから、こまめに配信されるRDOの配信クエストも再度できるようになると思います。
早ければ2025年発売と予想。利益を上げる為にはソフト化してRDOでさらにアップデートしていくと思います。
発売しますかね?! 待ち遠しい!
【見逃し厳禁】ゲーム「レッド・デッド・リデンプション」
巣篭もり状態で「おいでよ、どうぶつの森」に夢中になっている方が多いようですね。
私は同じ動物繋がりでいうと「狩りができるゲーム」にハマってます。「レッド・デッド・リデンプション2」(以下「RDR2」)です。
「RDR2」は海外のゲーム会社テイクツーインタラクティブのロックスターゲームが2018年に発売したオープンワールドゲーム。全世界で2,300万本売れたゲーム。
前作「RDR」は2010年発売。全世界で1,500万本以上売れた革命的なゲーム。
ロックスターゲームといえば「グランド・セフト・オート5」全世界販売実績1億1,500万本には及ばないが今も売れ続けている。シリーズの巻数が増えれば「RDR」シリーズも今以上に売れると思います。
先に述べたように「おいでよ、どうぶつの森」のようなスローライフを楽しむのもよし、無法者としてゲーム内で悪さするもよし、選択肢は自分で決められる自由気ままで空き時間にサクッとできる優れたシステムがウケている。
しかしどうでしょう。時間を忘れずっとやってしまいます。
レッドデッドリデンプションシリーズを時系列で並べると
「RDR2」➡︎「RDR1」
アメリカ建国に利用され利用価値がなくなれば排除される無法者の悲哀を描いたストーリー。
大人向けのドラマ構成で現実味あるキャラクター達が随所に出てくる。剣も魔法も出てきません。出てくるのは糞と痰壷、死体と銃。人間臭い登場人物と動物達。壮大な大自然。TV画面から糞尿や体臭や腐乱死体の匂いがしてきそうな映像作りに新たなエンタメを作ってやるという本気度が感じられる。
移動手段は馬か駅馬車、列車。アップデートでファストトラベルが実装されたので不便さは微塵も感じない。のんびりやってます。
そこで本題。
「RDR2」をこれからされる方向けに楽しみ方を共有します。
①馬にまたがり散策するだけでも楽しい。隠された宝やイースターエッグ、コレクションアイテムがたくさんある。
②無法者になり生き延びる。馬車や駅馬車強盗。店強盗。空き巣に恐喝。悪の限りを尽くす。映画さながらの悪党になれる。
③狩猟生活を楽しむ。狩りをして皮を剥ぎ取り店に売れば服や装備が作れる。その素材もランク(最上➡︎良作➡︎粗悪)があり、最上素材を得る為に工夫しなければいけなくなる。これが面白い。欲しい素材の動物を探し散策するだけでなく、その動物との知恵比べしてるみたいでホント楽しい。ここがポイントなんですが、動物に銃の標準を合わせると素材のランクがわかるので無益な殺生はしないで済む。合理的。
④ギャンブル嫌いでもギャンブルにハマる。やればやるほどハマる。ポーカーがオススメ。金稼ぎにはギャンブラーがオススメ。ハッタリで騙したりできるので作り込んでますよ。楽しんで。
⑤賞金首や賞金稼ぎにもなれる。悪さして指名手配されると賞金稼ぎや法執行官に追われる。彼らを殺すと賞金が値上がりする。その逆しかり。ハラハラドキドキもん。
⑥アメリカの歴史を知れば知るほど小ネタに込めた想いが伝わってくる。例えば優生思想などは現在どこの国でも問題視されている。社会問題も盛り込み、それら社会問題の提示は押し付けがましさがない点が良い。
⑦とにかくストーリーが良い。セリフは世界観や人間関係やストーリーの説明ではなく、普段言いそうなセリフの中にヒントとしてキーワードを忍ばせている。それらヒントをつなぎ合わせていくと様々なことが見えてくる。プレイヤーによって感じ方が様々なので、あえて答えは出さず解釈はプレイヤーに委ねている。完全に映画の手法ですね。プレイヤーを突き放しているようで親切な設定。余計な情報を詰め込むのではなく、その分、世界観に浸ってもらう為の工夫がなされている。日本のゲームはセリフが説明ばかりで途中で冷めてしまうのですが、ここは流石。
⑧現実味ある人間描写。個人的にアニメ絵やアニメ声のキャラクターが嫌いなので日本のゲームはしません。特に性的に異常な表現のキャラクターは冷めてしまいます。それを否定も肯定もしません。ただし、その表現が必要かどうかで考えると個人的には必要ではないので日本のゲームのキャラクターは楽しめない。「RDR2」の性的表現は全く嫌味がない。ごく自然な色気だけ。
キャラクターの容姿も多種多様。お腹も出ていればハゲもいる。それでもみんなカッコいい。お金掛けて制作しているということもあるのでしょうが「RDR2」は俳優の演技が素晴らしい。キャラクター設定は客に媚びてないところは好感持てる。
⑨背景、武器、小物、動物、植物といった世界観を堪能する為の素材が作り込まれている。耳を澄ませば音もこだわってることがわかる。徹底してますね。
⑩音楽も楽しんで。ゲーム内で使用されている曲も素晴らしいが、俳優さんは歌も上手い。聴き入ってしまう。音楽の設定は徹底した世界観構築の結果だと思う。
楽しむポイントがわかったところで、悪い点もお伝えしておきます。悪い点といっても特に悪い点はないのですが気になったことですね。
①ネットのまとめサイトやAmazonのコメントでも散々言われていることは気にせず遊んでみてください。例えば、動きがもっさりしてる。ボタン設定が無意味。移動が不便でめんどくさい。それらは特に気にならなくなります。
②スニーキング(隠密行動)の判定が厳しく、即見つかる。遠くからヘッドショット狙って弓矢を放たなければ見つかってしまう。故に武器の選択が限られてしまう。見つかると蜂の巣状態。カバー出来なければ即死。
③メインミッションの難易度が難しい。スキップできるので問題はないが慣れるまでは難しい。慣れた頃にメインミッションを再度やると、デッドアイ時に強制的にマークされてヘッドショットが決めれなくなる。故により難易度が上がる。メダル獲得は骨が折れる。
④メインミッションクリア後は無法者が自分1人だけなのは寂しすぎる。ギャングのアジトを攻め落とすと無法者がいなくなる。オフラインでも仲間や敵がほしい。オンラインへの誘導も大事だがオフラインの相棒や敵を作ってほしい。
⑤チャレンジ項目と服と装備一式揃えたらやることなくなったよ。ダウンロードでオフラインでも何かイベント配信してほしい。伝説のガンマンのブラック・ベルやチャールズやセイディーやおじさん連れ回してギャングのアジト攻めたいね。
⑥やり直しができないことが多い。事前に情報集めておかなければということがないようにして頂きたい。
ゲーム下手な私でもやり込めることが多いので楽しいですよ。ここまで夢中になったゲームも初めてです。クリアしたくないから道草ばっかりしていたのも楽しかった。是非遊んでみてください。
ちなみクリアするのに1年かかりました。メインミッションとサブミッションだけなら40時間から50時間くらいでクリアできそうですが、狩りや釣りに時間をかけ、のんびりやり込んだので良い息抜きできましたよ。
次回は、「RDR2」続編予想
【見逃し厳禁】映画「ワイルドバンチ」オールタイムベスト
サム・ペキンパー監督「ワイルドバンチ」がリメイクされます。監督はメル・ギブソン。出演者はマイケル・ファスペンダー、ジェイミー・フォックス、ピーター・ディンクレイジが決定してるそうだ。
ここ最近大好きな俳優のピーター・ディンクレイジはワイルドバンチにハマり役だなと思っていたら突然の朗報。興奮が止まらない。
「ゲーム・オブ・スローンズ」でも異彩を放っている名脇役。演技が上手い。本家「ワイルドバンチ」の誰の役を演じるのだろうか? 念の為、ファンとして予想立ててます。後述にて乞うご期待。
ここで本家「ワイルドバンチ」のおさらい。ストーリーは前半の列車強盗シーンでいきなりクライマックスの演出をしているところに驚かされる。後半は仲間を助ける為、敵陣に乗り込むのだが、明日死ぬかもしれないと死を悟った男達が呑んで騒いで女を抱き、翌朝、横一列並びで出揃うシーンは毎回ボロ泣きする。
男の友情というより同性愛にも似たようなイチャイチャ感をアーネスト・ボーグナインが醸し出している。主演のパイク役のウィリアム・ホールデンはゲイだったらしく永らく隠していたそうだ。実際、ご本人は苦しんでいたそうだ。「ワイルドバンチ」は役柄を超えたお互いを認め合う男達の友情(同性愛的な含みも込めた)も描いているのはないでしょうか。
上記の写真はVHSのジャケット。即買いした思い出がある。VHSで購入したのは「ワイルドバンチ」「ゴッドファーザー」のみ。DVD発売当初からワーナーの主力タイトルとして頻繁に発売されていた。しかし、Blu-rayが発売されないのはなぜなのか? 待ちくたびれて輸入版Blu-rayを購入。
サム・ペキンパーの作品はスローモーションを多用したアクションが印象的である。前半の橋の爆破シーンや後半の対決シーンは、ここぞというところでスローモーションで映し出す。
パイク(ウィリアム・ホールデン)が撃たれた際に、ダッチ(アーネスト・ボーグナイン)が「死ぬな!パイク!!」と叫ぶシーンもスローモーションで魅せる演出。テンションはMAX! ボロ泣き。 年に何度も観ます。
激しいアクションシーンを時間が止まったように映し出すことで、そのアクションシーンをより強調させるテクニックを使う凄技。その凄技は多くの映画に影響を与えている。
サム・ペキンパーのことを知らなくても彼の作品は観たことがある方も多いと思う。
どの作品も最高だ。
リメイク版「ワイルドバンチ」の配役予想
■パイク・ビショップ - ウィリアム・ホールデン➡︎マイケル・ファスペンダー
■ダッチ・エングストローム - アーネスト・ボーグナイン➡︎ショーン・ペン
■ディーク・ソーントン - ロバート・ライアン➡︎ジェイミー・フォックス
■フレディ・サイクス - エドモンド・オブライエン➡︎L・Q・ジョーンズ(ご高齢なので他の役かもしれない)
■ライル・ゴーチ - ウォーレン・オーツ➡︎ピーター・ディンクレイジならハマり役 (「ガルシアの首」のウォーレン・オーツの演技は素晴らしい。悲壮感と男らしさを演じられるピーター・ディンクレイジに演じてほしい)
■テクター・ゴーチ - ベン・ジョンソン➡︎クリス・クリストファーソン
■エンジェル - ジェイミー・サンチェス➡︎部族出身無名俳優。又はルーディー・ヤングブロッド(「アポカリプス」の主役)。
■エンジェルの父親➡︎エンジェルを演じたジェイミー・サンチェス
■エンジェルの部族➡︎ラウル・トゥルヒーヨ、モリス・バーディエローヘッド
■マパッチ将軍 - エミリオ・フェルナンデス➡︎もしかすると…ラウル・トゥルヒーヨの可能性大!
■コファー - ストローザー・マーティン➡︎ボー・ホプキンス
■T・C - L・Q・ジョーンズ➡︎バリー・ペッパー
■パット・ハリガン - アルバート・デッカー
■クレージー・リー - ボー・ホプキンス➡︎ヴィンス・ヴォーン
本家「ワイルドバンチ」出演者も出るであろうと予測。ペキンパー組のクリス・クリストファーソンしかりボー・ホプキンスとL・Q・ジョーンズもご存命。ダッチを誰にするかが悩みどころ。これから発表される共演者に大物俳優が含まれればその人だろうと思う。例えば、ショーン・ペン。アーネスト・ボーグナインが大好きなショーン・ペンがダッチ役を演じたいと思うはずだ。
演出もサム・ペキンパー流儀の滅びの美学を貫き、「アポカリプス」のように徹底した暴力を描くと予想。
意外な人も出演するかもしれない。今後の発表に期待!
なお、メル・ギブソンは「リーサルウェポン」続編も控えている。ショーン・ペンと共演した「The Professor and the Madman」も日本公開が楽しみ。撮影の合間に出演交渉してんじゃないかなと期待してます。
メル・ギブソンは発言でなにかとバッシングを受けているが良い監督であり良い俳優であることは間違いない。良くも悪くも、目が離せない要注意人物であり、ワイルドバンチを地でいく愛すべきクズっぷりに好感持てる。
【見逃し厳禁】映画「まぼろしの市街戦」オールタイムベスト
「まぼろしの市街戦」の4Kデジタル修復版が発売された。以前に観た自分の記憶を辿りながらの視聴。その記憶のなかには、どことなく懐かしい記憶も入り混じっているような無いような…それが何だったのかはすぐ思い出せなかった。
それに気づいたのがある場面。その懐かしい何かを思い出した。子供の頃に観て興奮した「ルパン三世カリオストロの城」と同じ感覚。
「ルパン三世カリオストロの城」は、カリオストロ伯爵からクラリス奪還が目的。カリオストロ伯爵とルパンとの過去との因縁。その因縁の元凶でもあるカリオストロ家の悪事の暴露の騒動のどさくさに紛れてクラリス奪還を目論む。
「まぼろしの市街戦」は、第一次大戦時の北フランスの村。ドイツ軍によって「ある場所」に爆弾が仕掛けられる。その村に潜入していたスパイから暗号めいた情報を得たスコットランド軍はフランス生まれの語学堪能な伝書鳩係を爆発を食い止める為に村に潜入させる。爆発を食い止める鍵は、その暗号に隠されている。その暗号は「真夜中に騎士が立つ」。
伝書鳩係は潜入がバレて「ある館」に逃げ込む。その館に住む人達は精神病疾患者。人里離れた村の中、村人からも拒絶され塀に囲まれた館に隔離された人達だった。戦況は刻一刻と厳しくなり村の人達は彼らを見捨てて逃げた。彼らは状況がわからないまま普段通り明るく振る舞っている。伝書鳩係は咄嗟に彼らに紛れる。ドイツ兵に問い詰められ嘘を言う。「ハートのキングだ」
その館の住人達はハートのキングを疑うことなく受け入れていく。
閉ざされた館はドイツ兵の進軍によって扉が開かれ彼ら疾患者達は出入りが自由になる。彼ら疾患者達は何かに引き寄せられるように村の中心街へ出て行く。もぬけの殻となった村は彼らの遊び場となる。各々好きな格好をして昼間は過ごし夜になると館へ戻るのだ。毎日働きに出ている現代人を見ているようで、やるせない気持ちになる。
「ある場所」を探るスリルを伝書鳩係に託すのだが、この「ある場所」が「カリオストロの城」とのシチュエーションに似ているのだ。
そればかりではなく、王冠の使い方や塔へ登ったり建物から建物へ綱渡りしたりと細かな共通点も多い。
観客である私達は「ある場所」を序盤で目視する。伝書鳩係が探している場所が違うと「そこじゃない」とツッコミを入れながら楽しめる作りになっている。8時だよ全員集合のドタバタコメディのようでめちゃくちゃ楽しい。かわいい子とイチャイチャしたりスコットランド軍やドイツ軍に邪魔されたりと常に何らかの邪魔が入る。そのやり取りは、彼らの時間を取り戻し再び人生を謳歌しているようで心打たれる。なんて素敵なんだ。とにかくはちゃめちゃ。
「ある場所」を見つけてからは怒涛の展開。
伝書鳩係はどのように切り抜けて、どのようにオチをつけるのかを楽しんで頂きたい。終始笑いっぱなし。
では、伝書鳩係は爆弾を解除することで何を得たのか? ここも素晴らしい。
同じような作品で「アンダーグラウンド」がある。
戦況が厳しくなり地下に潜った街の人達を描いた傑作。戦争はとっくの昔に終わっているのに戦時下であると騙され地下に潜っている彼らが地上に出てくる話だ。閉ざされた空間設定と何も知らない人達。
何も知らされず作られた幸せに浸ること。何かを知ることで現実の問題に直面すること。どちらも恐ろしく滑稽である。「アンダーグラウンド」「まぼろしの市街戦」「ルパン三世カリオストロの城」は真実を知ることの恐ろしさ、その真実と真摯に向き合うことで人の優しさに触れることを教えてくれる。排除された人の悲しみを知り、反戦映画としても優秀。
「まぼろしの市街戦」で伝書鳩係が最後にとった行動は、「精神異常者が狂っているなんて嘘だ。外を見ろ!狂ってるのは戦争をしている奴らだ!」と言っているようで心打たれる。
戦争で失うものは大きい。得るものなど何ひとつない。果たして伝書鳩係のように正常心を保つことができるだろうか。
ちなみに、伝書鳩係がかわいい子と恋に落ちる。その子の名前はコクリコ。どことなくクラリスに似ている。宮崎駿監督も「まぼろしの市街戦」が大好きなんでしょうね。見逃し厳禁!
私のオールタイムベスト映画の一本。レンタルもあるので見てください。フランス映画の傑作です。