デス・ストランディング 考察14
サムの部屋
サムの多機能プライベートルームに関して小島さんは下記のようにおっしゃってます。
ノーマンとマッツのファンには堪らないですね。
マッツとBBの関係性
サムのプライベートルームから出てエレベーターに乗りBBに接続すると…
サムはBBの記憶を共有することになります。
その記憶の中にマッツが登場します。BBとの接続毎に様々なマッツが見れるということです。楽しみですね。
BBはマッツが所有していたということ。マッツはBBの開発者でリサという女性と一緒に暮らしているらしい。
海外の考察ではサイレントヒルとMGS3のソローとの関連性を指摘していますが、実際はどうだろうか?
小島さんが創造主である世界観を構築しているのであれば、その世界観の延長線上にあるのは確実である。しかしデス・ストランディングがサイレントヒルとMGSと同じかといえば別物です。創作者が同じなのですから似ているのは当然です。ただし、ノーマンとギレルモ・デル・トロ監督と共同で製作するはずだった「P.T.」のアイデアは活用するのではと思います。ただし、そのアイデアが何かは言及しないでしょう。まぁ言わんわな。だからこそ「P.T.」の雰囲気を感じさせる作りになっているのは、ある種のファンサービスだと思います。
マッツ扮するクリフをおさらい。
●クリフ(CLIFF)
マッツ・ミケルセン(Mads Mikkelsen):山路和弘
吹き替えも含めて渋いですよね。良いワインを嗜む。ワインがあるということは最初の爆発前の記憶をサムと共有したことになります。デルトロ監督扮するデッドマンがBBは脳死状態の母親と繋がっていると言ってます。その母親がリサでありBBはクリフの子供なのかという新たな疑問にぶち当たります。子供を死なせない為にBBポッドを開発したのかもしれません。
BBを鉄腕アトムに例えるとクリフ(マッツ)は天馬博士でデッドマン(デルトロ監督)は御茶ノ水博士ということなのでしょうか。産みの親と育ての親。
クリフ(マッツ)とは、BBの開発者で親?。脳死状態に陥った妊婦のリサを助ける為に自身が開発した技術を応用した。その技術を権力者は奪い、クリフは殺害された。クリフの魂と体は死んでおらず彼岸を彷徨っている。
別の視点で考察すると、サムがクリフと生活していたBBでサムが抱えるBBはサムの何番めかのクローンかもしれませんね。サムがBBポッドに繋がることで過去の記憶を呼び覚ますスイッチが入り、サムの断片的な記憶がBBへと上書きされているのではと勘ぐってしまいます。
どちらにせよ、クリフとの関係性が一歩前進したティーザーでした。
ノーマンとプレイヤーの関係性
ノーマンはプレイヤーと一心同体。プライベートルームではゲーム内のノーマンはプレイヤーがいることを認識しているようです。ミラーワールドの一端ですね。つまり、サムとノーマンも一心同体ということです。プレイヤーは、このプライベートルームでは神の目となりノーマンに指示を出すことができます。ノーマンが洗面台やシャワーを指差し、プレイヤーの次の行動を促します。これって第四の壁を越えてますよね。
考察①でも同様に第四の壁を越えると予想しました。
例えば…
ラストはDECIMAのマークを押せとノーマンに催促される。無視するとノーマンに殴られる。
ゲーム開始早々に殴られるようですね。サムが機嫌が悪くなると殴られるようです。面白い!
サムの育成をしていく過程はギャルゲーのような観察です。アイテムを与えたりシャワーを浴びモンスターエナジーを飲む。サムの機嫌が良くなるのです。
また、サムの老廃物で武器を作成できる。
武器や装備のカスタマイズ
考察①でも述べたクマムシの遺伝子を持った虫を食べる。フラジャイルから貰うそうです。
サムがBBをあやします。その過程にサムが悪夢を見たりします。サムの疲労度により悪夢を見たり血尿が出たりする。スーパマンやマリオではないということがわかります。
先述したBBとサムの関係性でも触れたように、サムにはBBとのなんらかの関係性があるように思います。ゲームを進めていくと明らかになるでしょう。ただ、なんとなくわかってきました。
デス・ストランディングの世界観で重要なのがBB。bridge Babyの謎の一端がクリフと関連することで他の登場人物も少しづつわかってきそうですね。
次回、フラジールをおさらいします。