デス・ストランディング 考察16
今回は、アメリのおさらい。その前に、スウェーデンの高校生環境活動家グレタ・トゥンベリ(Greta Thunberg)さん(16歳)が世界中から注目を集めてます。彼女の行動はご存知だと思うので省きますが、すごい行動力なのでご存知ない方は、是非ググってみてください。
サマンサという名前にピンっときた方はグレタさんのような行動は、それ以前にアメリカでもあったことを思い出すでしょう。
サマンサ
アメリ(AMELIE)
リンゼイ・ワグナー(Lindsay Wagner):井上 喜久子
ブリジット大統領(リンゼイ・ワグナーさんが2役)亡き後、アメリが大統領に就任。
その名も、サマンサ・アメリカ・ストランド
なぜ、サマンサなのか?
サマンサという名前の由来、もしくは元ネタの予想としては…過去にもスウェーデンの高校生環境活動家グレタ・トゥンベリさんのような方がいました。
サマンサ・リード・スミス (Samantha Reed Smith)1972年6月29日 - 1985年8月25日没
米ソ冷戦下の緊張が高まるなかで、アメリカ史上最年少の親善大使として有名になった少女。1982年、ソビエト連邦共産党書記長に就任したばかりのKGB出身ユーリ・アンドロポフに手紙を親展。アンドロポフとは1956年のハンガリー動乱を鎮圧した功績を買われ数々の役職を歴任し書記長まで上り詰めたKGBのエリート。KGB出身というのも異例で、後々のKGB出身ウラジミール・プーチンから尊敬されている。
そんなアンドロポフ本人からソ連への招待を含む民間人であるサマンサ個人宛に返信を受け、彼女はこれを受託しました。
サマンサは、米ソ両国において親善大使として世界中のマスコミから注目を浴びることになります。平和活動を通じて世界中を飛び回り、当時の日本でも「史上最年少大使」として中曽根康弘首相に会いに来日しています。サマンサは自らの体験をもとに著書を執筆し、連続テレビシリーズ「ライム・ストリート」に出演しました。サマンサが13歳の時、バー・ハーバー航空1808便の墜落事故によって亡くなりました。葬儀には国の役人が大勢参列し民間人含め1,000人以上もの人が集まったようです。
ソ連の新聞はサマンサの墜落事故を陰謀説だと主張する。憶測と推測が飛び交うなか事故調査委員会は陰謀説を否定。あくまでパイロットの経験不足と計器の故障という偶然が重なった結果だと公表した。
サマンサ➖アメリカ➖ストランド
アメリカとソ連間だけでなく全世界の平和の象徴であるサマンサという人物のメタファーであり、アメリが分断されたアメリカを再び繋いでいくという願いを込めた名前であると予想します。
アメリはエッジノットシティーで監禁されているとはいえ、アメリは最終的にAIだったなんてオチもありえますね。AIであるということは…
アメリ = アメリカ 、なのですから鬱屈した心の病に蝕まれたアメリカの現状が最大の敵となるのではないでしょうか。この病はアメリカだけはなく全世界蝕まれています。
つまり、鬱屈した心の病(コンピューターウィルス)をインストールされてしまったAIと戦うということです。
……あくまで素人の妄想です。