近所の本屋が潰れた。

   近所の小さな本屋へは子供の頃に週刊漫画を買いに通ってました。今やヘイト本だらけです。

店内入ってすぐヘイト。

入口付近のランキングにもヘイト本

棚に面だししてるムック本は戦争本が占め、店内奥にはヘイト本特設コーナー。今、戦時中か⁈

小さな本屋の店内奥行くまでに、あまりの差別的な見出しに気持ち悪くなり息切れしてしまう。

もう怒りしかない。店主に言ってやった。

私「オッチャン、ヘイト本なんとかならん? 」

店主「あれね。売れとるんよ。ここ数年は特に売れとるんよ。他に仕入れたい本あっても配分決まっとるから大きい店舗に回して、ウチは残りもんだけや…それも今月いっぱいや。今月末で店閉めるから…お兄ちゃん子供の頃から来てくれとったやろ。ありがとうね。」

 

  日販とトーハンは配慮が足りん。小さい本屋に商品回しても売れ残るからと大きい本屋に商品を回す。ヘイト本に至っては有り余っとるから本屋の大小関係なく行き渡る。本屋が売りたい商品は定期購読でもしない限り商品が回ってこない。

出版社は返本恐れ、ある程度の売り上げを予測して、それ以上刷らない。

イジメやん。そりゃ小さい本屋は潰れます。

ヘイト本を書いてる奴も、それで儲ける出版社もクズですが、出版業界の配本そのものを変えないとAmazon一強になりますよ。

ヘイト本で目先のお金儲けをせず、本屋が売りたい本を本屋の大小関係なく行き渡るように配本考慮してほしいものだ。

本屋の店員さんは職人です。売りたい本があれば仕掛けをします。そういう店員がいる本屋に客が行きたいと思うように配慮すべきなのです。

出版社さん、日販さん、トーハンさん、お願いしますね。

近所の本屋の店主も職人でした…子供の頃はオッチャンの仕掛けにワクワクしてました。こういうオッチャンを大事にしてくださいね。